古文単語601 / 重要度509位

なまめく

艶く ・ 動詞 ・ 美・優雅

意味

  1. 優雅だ・上品で美しい
  2. 若々しく清らかに見える

覚え方

「なま(未熟な・若い)」から出た語で、若々しく初々しい美しさ、そこから控えめで落ち着いた優雅さをいう。現代語の「なまめかしい(色っぽい)」とは違うので、入試では必ず「優雅だ・上品だ」と訳す。形容詞「なまめかし」も同じ。

例文

京に具覚坊とてなまめきたる遁世の僧を、小舅なりければ、常に申し睦びけり。
訳: 京に具覚坊という上品な世捨て人の僧がいて、(男の)妻の兄弟だったので、いつも親しくしていた。
徒然草・第八十七段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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