古文単語601 / 重要度508位

なにがし

某 ・ 名詞 ・ その他

意味

  1. だれそれ・何とか(名を伏せて)
  2. (一人称)わたくし

覚え方

名前がはっきりしないとき、またはわざと伏せるときに「何とかいう人・所」と指す語。もう一つ、男性が自分をへりくだって言う一人称「わたくし」の用法があり、会話文で入試によく問われる。「なにがしの大臣」はぼかした言い方。

例文

筑紫に、なにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが
訳: 筑紫に、何とかいう押領使などといったような者がいたが
徒然草・第六十八段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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