ひとかたならず
意味
- 並ひととおりでない・格別に
- あれこれと・さまざまに
覚え方
「一方(ひとかた)」は一つの方面、ありきたりの程度のこと。それを打ち消して「並の程度ではない・はなはだしい」の意になる。思いの理由が一つでない「あれこれと」の意もあり、文脈で選ぶ。現代語の「ひとかたならぬお世話」につながる。
例文
聞きたまふに、ひとかたならず心あわたたしくて
訳: お聞きになると、並ひととおりでなく気持ちが落ち着かなくて
源氏物語・夕顔
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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