ひとげなし
意味
- 人並みでない・一人前に扱われない
- 身分が低い・取るに足りない
覚え方
「人げ(人らしい様子)」が「無し」で、一人前の人として扱われないことをいう。身分や地位が低く、人から軽んじられる様子に使う。同じ字を書く「人気(ひとけ)無し(人の気配がない)」とは別語で、読みと文脈で区別する。
例文
「我をば、人げなしと思ひ離れたるとな。
訳: 「私のことを、取るに足りない者と思って見放しているというのか。
源氏物語・紅梅
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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