古文単語601 / 重要度530位

へだて

隔て ・ 名詞 ・ 恋愛・人間関係

意味

  1. 仕切り・境
  2. 心の隔たり・遠慮
  3. 区別・差別

覚え方

二つのものの間を分けるもの。几帳や障子などの物の仕切りから、人と人との心の距離へ意味が広がった。「へだてなし」は遠慮のない親しい間柄をいう。入試では心の隔たりの意がよくねらわれる。

例文

へだてなく馴れぬる人も、ほどへて見るは恥しからぬかは。
訳: 遠慮なく親しくなった人でも、しばらくたってから会うのは気恥ずかしくないことがあろうか(いや、気恥ずかしいものだ)。
徒然草・第五十六段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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