古文単語601 / 重要度532位

ほどなし

程無し ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 間もない・すぐだ
  2. 狭い
  3. 身分が低い
  4. 幼い

覚え方

「ほど」は時間・空間・身分・年齢などの程度を広く表す語。それが「無し」なので、時間なら間もない、場所なら狭い、身分なら低い、年齢なら幼い、と何の「ほど」かで訳し分ける。

例文

ほどなき庭に、されたる呉竹、前栽の露は、なほかかる所も同じごときらめきたり。
訳: 狭い庭に、しゃれた呉竹があり、植え込みの露は、やはりこういう所でも(立派な邸と)同じように光っている。
源氏物語・夕顔

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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