古文単語601 / 重要度533位

まさる

勝る ・ 動詞 ・ 賞賛・すぐれる

意味

  1. すぐれる・上回る
  2. 増える・強まる

覚え方

「勝る」はほかよりすぐれる、「増さる」は量や程度が増す。古文では後者の用法も多く、「思ひまさる」「なりまさる」のように動詞に付いてますます〜する意になる。現代語の感覚だけで「勝つ」と訳さない。

例文

さりがたき女男など持ちたるものは、その思ひまさりて、心ざし深きはかならずさきだちて死しぬ。
訳: 離れがたい妻や夫を持っている者は、相手を思う気持ちが強くなって、愛情の深い方が必ず先に死んだ。
方丈記

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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