古文単語601 / 重要度547位

やすらか

安らか ・ 形容動詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 穏やかだ・平穏だ
  2. たやすい・楽だ
  3. 飾り気がない・素直だ

覚え方

「やすし(安し・易し)」と同じ根から出た語で、心配がなく落ち着いた様子。物事が苦もなくできる「たやすい」意、気取らず自然な様子の意もある。似た形の「やすらふ(ためらう)」とは別の語なので注意。

例文

法師は理、男も女も、くるくるとやすらかに読みたるこそ、あれがやうに、いつの折とこそ、ふと覚ゆれ。
訳: 法師は当然として、男も女も、すらすらと楽に読んでいるのを見ると、あの人のようにいつなれるのかと、ふと思われる。
枕草子・第百五十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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