古文単語601 / 重要度567位

さしたる

・ 連体詞 ・ 程度・強調

意味

  1. これといった・たいした
  2. はっきりした・特定の

覚え方

動詞「指す」+完了「たり」の連体形から、指し示すことのできる、はっきりした、の意。多くは打消を伴い「さしたる事なし(これといった用事がない)」の形になる。同じ字面の「差したる(光が差している)」と区別する。

例文

さしたる事なくて人の許行くは、よからぬ事なり。
訳: これといった用事もないのに人のもとへ行くのは、よくないことだ。
徒然草・第百七十段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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