古文単語601 / 重要度578位

わたり

辺り ・ 名詞 ・ その他

意味

  1. あたり・付近
  2. その人・その方(婉曲)

覚え方

ある場所のまわり、付近のこと。「内裏わたり」は宮中のあたり。人を直接指さずに、その人の住む辺りで表す婉曲な言い方にも使う。「渡る」から出た名詞の「渡り(渡し場・訪問)」とは別に考える。

例文

除目の頃など、内裏わたり、いとをかし。
訳: (官職を任命する)除目のころなどは、宮中のあたりは、たいそうおもしろい。
枕草子・第二段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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