古文単語601 / 重要度582位

ずんず

誦ず ・ 動詞 ・ 言葉・音・手紙

意味

  1. 声に出して唱える
  2. (詩歌を)口ずさむ・吟じる

覚え方

漢語「誦(じゅ)」にサ変の「す」が付いた語で、「ずうず」とも書く。経文や漢詩、和歌などを節をつけて声に出すこと。「うち誦ず」は軽く口ずさむ意。古い詩句を引いて気持ちを表す場面でよく出る。

例文

「なぞ越えざらむ」と、うち誦じたまへるを、身にしみて若き人びと思へり。
訳: 「どうして越えないことがあろう」と口ずさみなさるのを、若い女房たちはしみじみと身にしみて感じた。
源氏物語・若紫

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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