古文単語601 / 重要度600位

あかず

飽かず ・ 連語 ・ 心・思考

意味

  1. 物足りない・不満だ
  2. 名残惜しい
  3. いつまでも見飽きない

覚え方

動詞「飽く(満ち足りる)」に打消の「ず」が付いた形。満ち足りないので、もっと続いてほしい・もっと見ていたいという気持ちになる。現代語の「飽きない」とは訳し方がずれるので文脈で選ぶ。

例文

愛敬ありて、詞多からぬこそ、飽かず対はまほしけれ。
訳: 愛嬌があって口数の多くない人とこそ、いつまでも飽きることなく向き合っていたいものだ。
徒然草・第一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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