臨床検査技師国家試験 / 第72回 過去問と解説

第72回臨床検査技師国家試験 午前 問31

科目: 臨床化学

日本臨床化学会〈JSCC〉勧告法で試薬に脱水素酵素が含まれるのはどれか。
  1. 1ALP
  2. 2AMY
  3. 3CK
  4. 4LD
  5. 5γ-GT
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正答: 3 CK

正答 3: JSCC勧告法のCKはクレアチンリン酸+ADPから生じたATPをヘキソキナーゼでグルコース-6-リン酸に変え、グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G6PD)でNADPHを生成させて340 nmで測る。試薬に共役酵素として脱水素酵素が入っている。 1 × ALPは4-ニトロフェニルリン酸を基質とし、生じた4-ニトロフェノールを405 nmで直接測るので脱水素酵素は不要である。 2 × AMYは合成オリゴ糖基質を切らせ、共役酵素にα-グルコシダーゼを用いる。脱水素酵素は含まない。 4 × LDは乳酸→ピルビン酸の反応でNADHの増加を測る。LD自体が測定対象の脱水素酵素で、試薬には含まれない。 5 × γ-GTは合成基質から遊離するニトロアニリン誘導体を405 nmで測り、脱水素酵素は使わない。

問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)
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