第72回臨床検査技師国家試験 午前 問45
組織標本作製用固定液で正しいのはどれか。
- 110%ホルマリンは中性脂肪を溶解する。
- 2グルタルアルデヒドは組織への浸透力が強い。
- 34%パラホルムアルデヒドにはギ酸が含まれる。
- 410%中性緩衝ホルマリンは網羅的遺伝子解析に適する。
- 510%中性ホルマリンの作製には塩化ナトリウムを用いる。
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正答: 4 10%中性緩衝ホルマリンは網羅的遺伝子解析に適する。
正答 4: 10%中性緩衝ホルマリンは核酸の断片化が少なく、ゲノム診療(がん遺伝子パネル検査など)の検体の固定液として推奨されている。過固定を避け、固定時間は6〜48時間程度が勧められる。
1 × ホルマリンは中性脂肪を溶かさない。脂肪染色はホルマリン固定後の凍結切片で行う。
2 × グルタルアルデヒドは浸透が遅いため、電子顕微鏡用に小さな組織片を固定する。
3 × ギ酸はホルマリンが酸化して生じるもので、粉末を溶かして作る4%パラホルムアルデヒドには含まれない。
5 × 10%中性ホルマリンは炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムを加えて中和する。中性緩衝ホルマリンはリン酸緩衝液で作る。
問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。
出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)間違えた問題だけが残る過去問アプリ
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