臨床検査技師国家試験 / 第72回 過去問と解説

第72回臨床検査技師国家試験 午後 問5

科目: 臨床検査総論

PCR法でアニーリングの至適温度に影響を与えるのはどれか。
  1. 1pH
  2. 2dNTP濃度
  3. 3プライマーの塩基数
  4. 4DNAポリメラーゼ濃度
  5. 5マグネシウムイオン濃度
正答と解説を見る

正答: 3 プライマーの塩基数

正答 3: アニーリング温度はプライマーが鋳型DNAに結合する温度で、プライマーの融解温度(Tm)をもとに決める。Tmはプライマーの塩基数(長さ)とGC含量で決まり、長くGCが多いほど高くなる(アニーリングはTmより約5℃低く設定することが多い)。 1 × pHは緩衝液で一定に保たれ、アニーリング温度を決める要素ではない。 2 × dNTP濃度は伸長反応の基質量に関わり、アニーリング温度は決めない。 4 × DNAポリメラーゼ濃度は伸長反応の効率に関わり、アニーリング温度は決めない。 5 × Mg²⁺はDNAポリメラーゼの補因子で活性や特異性に影響するが、アニーリング温度を決める主な要素はプライマーの配列である。

問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)
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