社会福祉士国家試験 / 始め方

社会人から社会福祉士の国試を始めるとき、最初にやること

働きながら社会福祉士を目指す人から、何から手を付ければいいのか、という質問をよく見かけます。ここでは、試験センターが公表している事実と、過去問アプリを作るために問題を数えた結果から言えることだけを書きます。

先に確かめておくこと

受験資格には、福祉系の大学・短大の課程、一般の大学を出たあとの養成施設、相談援助の実務経験と養成施設の組み合わせなど、いくつかの道があります。自分がどの道に当たるかは、試験センターのルート図で確かめてください。養成施設に入るための条件は、それぞれの養成施設が審査します。

出典: 社会福祉士国家試験 受験資格(資格取得ルート図)(試験センター)

第39回(2027年2月7日)の受験の申し込みは、2026年10月2日で締め切られています。

出典: 令和8年度 第39回社会福祉士国家試験(試験センター)

今の形の過去問は2回分しかない

社会福祉士の試験は、第37回から科目が新しくなりました。今と同じ19科目・129問(午前84問、午後45問)で行われた回は、第37回と第38回の2回だけです。それより前の過去問も勉強には使えますが、科目の分け方が違うので、本番と同じ形で練習できるのはこの2回分です。

2回分の問題を科目ごとに数えると、19科目すべてが6問か9問で、2回とも同じ数でした。科目ごとの問題数を数えた話

合格には、6つの科目群すべてで点が要る

第38回の合格基準は、129点満点のうち50点以上で、さらに6つの科目群すべてで得点があることでした。得意な科目で稼いでも、1つの科目群が0点だと合格になりません。最初から苦手な科目を丸ごと捨てる計画は立てにくい試験です。

出典: 第38回社会福祉士国家試験の合格基準及び正答について(PDF)

最初の2週間の進め方

ここからは、過去問アプリを作っている立場からの提案です。合格を約束するものではありません。

1週目 第38回を通しで解いて、科目群ごとの点を出す

まだ何も勉強していない状態で構いません。第38回の129問を、午前84問と午後45問に分けて解きます。答え合わせのときに、6つの科目群ごとの点数を書き出しておくと、どこが0点に近いかがすぐに分かります。分からなかった問題は、当たっていても「間違い」として印を付けておきます。

2週目 印の付いた問題だけを解き直し、第37回に進む

1週目に印を付けた問題だけを、解説を読みながら解き直します。2回続けて正解できたら印を外す、と決めておくと、残りの数が減っていくのが見えます。週の後半に第37回を解くと、同じ科目で似た問われ方をしている所に気づけます。

どこから手を付けるか迷ったら、9問ある5つの科目(社会福祉の原理と政策、社会保障、地域福祉と包括的支援体制、ソーシャルワークの理論と方法、ソーシャルワークの理論と方法(専門))が候補です。ほかの14科目は6問なので、同じ時間をかけたときに動く点数が大きくなります。

第38回の問題を1問ずつ

第38回の問題は、正答と選択肢ごとの解説つきで1問ずつ載せています。第38回の過去問と解説 / 第39回の日程と合格基準

過去問アプリ「ニガテ帳」(App Store)

ニガテ帳は、間違えた問題だけが残り、2回続けて正解すると消える過去問アプリです。このページとアプリは個人(YURU)の制作物で、社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。