古文単語601 / 重要度22位

さうざうし

・ 形容詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. 物足りない・心寂しい

覚え方

あるはずのものが欠けていて、なんとなく物足りず寂しい気持ち。「騒々しい(さうざうし)」と字面が同じなので取り違えやすく、入試でよくねらわれる。漢語の「索索」から来たとされる。似た語「さびし」より、欠けている物足りなさに重点がある。

例文

よろづにいみじくとも、色好まざらむ男は、いとさうざうしく、玉の巵の底なき心地ぞすべき。
訳: 何事にすぐれていても、恋の情趣を解さないような男は、ひどく物足りなく、玉の杯に底がないような気がするにちがいない。
徒然草・第三段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← おぼろけなり601語の一覧つきづきし →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。