古文単語601 / 重要度23位

つきづきし

付き付きし ・ 形容詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 似つかわしい・ふさわしい

覚え方

動詞「付く」を重ねた語で、その場や物にぴったり付いている、つまり調和して似つかわしいという意味。反対語は「つきなし(似つかわしくない)」。枕草子第一段の冬の早朝、炭を運ぶ様子を評した用例が有名。

例文

火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。
訳: 火などを急いでおこして、炭を持って廊下を行き来するのも、(冬の朝に)たいそう似つかわしい。
枕草子・第一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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