古文単語601 / 重要度54位

かしづく

傅く ・ 動詞 ・ 行動・動作

意味

  1. 大切に育てる
  2. 大切に世話をする・仕える

覚え方

頭をつく(ぬかずく)ほど大切に扱う、という意味がもととされる。親が子、とくに娘を大切に育てる場面によく出る。仕える人を大切に世話する意味もある。名詞「かしづき」は世話役・後見の人のことも指す。

例文

帳の内よりも出さず、いつきかしづき養ふほどに、この児のかたち清らなること世になく、家の内は暗き処なく光満ちたり。
訳: 帳台の中からも出さず、大切に大切に育てるうちに、この子の容貌の美しさは世に比べるものがなく、家の中は暗い所もなく光に満ちていた。
竹取物語(第一節)

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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