古文単語601 / 重要度98位

おとなふ

音なふ ・ 動詞 ・ 言葉・音・手紙

意味

  1. 音を立てる・響く
  2. 訪れる・訪問する
  3. 手紙で便りをする

覚え方

「音」に動詞を作る「なふ」が付いた語で、もとは音を立てること。人の家を訪ねるときに声や音で合図することから「訪問する」の意味が生まれ、さらに手紙を送る意味にもなった。「おとづる」とほぼ同じ意味の広がり方をする。

例文

木の葉にうづもるる筧の雫ならでは、つゆおとなふものなし。
訳: 木の葉に埋もれている筧から落ちるしずく以外には、まったく音を立てるものがない。
徒然草・第十一段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← おこなふ601語の一覧おぼゆ →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。