古文単語601 / 重要度101位

くちをし

口惜し ・ 形容詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. 残念だ・がっかりだ
  2. つまらない・物足りない
  3. 身分が低い・取るに足りない

覚え方

期待どおりにならず失望する気持ち。現代語「くやしい」と違い、自分の失敗を悔やむより、物事が期待外れであることへの不満を表す。「くちをしき際」のように身分が低い・ぱっとしないの意味にもなる。似た語「あたらし」は惜しいという意味。

例文

ただいふ詞も、口惜しうこそなりもて行くなれ。
訳: ふだん口にする言葉も、つまらなくなっていくようだ。
徒然草・第二十二段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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