古文単語601 / 重要度103位

こころづきなし

心付き無し ・ 形容詞 ・ 不快・嫌悪

意味

  1. 気に入らない・心ひかれない
  2. 不快だ・いやだ

覚え方

「心付く(心がひかれる)」が「無し」で、気持ちが向かない、好きになれないという意味。対象への不満を表すので、「にくし」「うたてし」などと同じ不快の仲間。「心づく」をそのまま現代語の「気づく」と取らないこと。

例文

いかなる事のあるにかと推し返し問ひにやるこそ、こころづきなけれ。
訳: どういうことがあったのかと、わざわざ聞き返しに使いをやらなければならないのは、気に入らない。
徒然草・第二百三十四段

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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