古文単語601 / 重要度108位

をこなり

痴なり ・ 形容動詞 ・ 性格・態度

意味

  1. 愚かだ・ばかげている
  2. みっともない

覚え方

人から見てばかばかしく、笑いものになるような様子。「をこがまし」も同じ系統で、ばかげている・差し出がましいの意。現代語の「おこがましい」につながる語だが、古文ではまず「愚かだ」と訳す。「をこの者」は愚か者・おどけ者。

例文

かの仲人にはかられて言ふもいとをこなり。
訳: あの仲人にだまされてそんなことを言うのも、ひどく愚かだ。
源氏物語・東屋

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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