古文単語601 / 重要度141位

おこたる

怠る ・ 動詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 病気がよくなる
  2. なまける・おろそかにする

覚え方

勢いがゆるむ、が元の意味。仕事の勢いがゆるめば「なまける」、病気の勢いがゆるめば「快方に向かう」。古文では病人の場面で「おこたる」が出たら回復の意味で、入試の定番。名詞「おこたり」は怠慢のほか、過失やおわびの意味もある。

例文

いちじるきことどもありて、おこたらせたまひにければ、いよいよいと尊きものに言ひののしる。
訳: はっきりした効き目があって、ご病気がよくなられたので、(人々は僧都を)ますますたいそう尊い方だと評判する。
源氏物語・手習

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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