古文単語601 / 重要度160位

もののけ

物の怪 ・ 名詞 ・ 宗教・死・出家

意味

  1. 人にとりついて悩ます霊
  2. 生霊・死霊・怨霊

覚え方

死者や生きている人の恨みが霊となって人に取りつき、病気や難産を引き起こすと考えられた。僧の加持祈祷で霊を「よりまし」に移して退散させる。源氏物語で葵の上を苦しめる六条御息所の生霊が代表例。

例文

大殿には、御もののけいたう起こりて、いみじうわづらひたまふ。
訳: 左大臣家では、(葵の上に)物の怪がひどく現れて、たいそうお苦しみになる。
源氏物語・葵

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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