古文単語601 / 重要度234位

おのづから

自ら ・ 副詞 ・ 様子・状態

意味

  1. 自然に・ひとりでに
  2. たまたま・偶然
  3. (仮定で)もしかして・万一

覚え方

「おの(己)」+「つ」+「から」で、そのもの自身の成り行きでという意。そこから偶然に・ひょっとしての意が生まれた。「みづから(自分から)」と字が同じ「自ら」だが、意志でなく自然にそうなる点が違う。仮定の文中では「万一」と訳す。

例文

その時、おのづから事のたよりありて、津の国今の京に到れり。
訳: そのとき、たまたまついでがあって、摂津の国の新しい都に行った。
方丈記

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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