くまなし
意味
- かげりがない・曇りがない
- 行き届かない所がない
- 何でも知っている・抜け目ない
覚え方
「隈(くま)」は物陰や暗い所のこと。それが無いので、月の光が曇りなく照る様子を表す。人について言うと、隅々まで行き届いている、何事にも通じているの意になる。徒然草の「月はくまなきをのみ見るものかは」が有名。
例文
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。
訳: 桜の花は満開のときだけを、月は曇りのないときだけを見るものだろうか(いや、そうではない)。
徒然草・第百三十七段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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