なのめならず
意味
- 並ひととおりでない・格別だ
- たいそう・ひどく
覚え方
「なのめなり」(平凡だ・いいかげんだ)に打消がついた形で、普通ではない、格別だの意。連用形「なのめならず」で程度の甚だしさを強める。後世「なのめなり」自体が格別だの意で使われることもあり注意。
例文
何ごとをも、人に今一際まさらむと、公私のことに触れて、なのめならず思ひ上りしかど
訳: 何事についても、人よりもう一段まさろうと、公私の事につけて並ひととおりでなく気位を高く持っていたが
源氏物語・柏木
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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