古文単語601 / 重要度365位

らうらうじ

労々じ ・ 形容詞 ・ 賞賛・すぐれる

意味

  1. 物慣れて巧みだ・気が利く
  2. 上品で美しい・洗練されている

覚え方

「労(らう)」は経験を積んで身につけた力のこと。それを重ねた語で、物事に慣れて巧みだ、行き届いているの意。そこから人柄や容姿が洗練されて美しい意にもなる。「らうたし」(かわいい)と混同しない。

例文

尚侍こそは、らうらうじくゆゑゆゑしき方は、人にまさりたまへれ。
訳: 尚侍こそは、物慣れて才気があり、奥ゆかしい風情の点では、人よりすぐれていらっしゃる。
源氏物語・朝顔

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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