古文単語601 / 重要度369位

わぶ

侘ぶ ・ 動詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. つらく思う・嘆く
  2. 困る・当惑する
  3. わびしく暮らす・落ちぶれる
  4. (〜わぶ)〜しかねる

覚え方

思うようにならず、気落ちしてつらく思うのが中心。都を離れてさびしく暮らす意でも使い、在原行平が須磨に籠もっていた時の歌「わくらばに問ふ人あらば」が有名。連用形に付くと「〜しかねる」となる。

例文

行平の中納言の、「藻塩垂れつつ」侘びける家居近きわたりなりけり。
訳: 行平の中納言が「藻塩垂れつつ」と詠んで、わびしく暮らした住まいの近くであった。
源氏物語・須磨

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

← わたる601語の一覧ゐる →

古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。

iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。