わぶ
意味
- つらく思う・嘆く
- 困る・当惑する
- わびしく暮らす・落ちぶれる
- (〜わぶ)〜しかねる
覚え方
思うようにならず、気落ちしてつらく思うのが中心。都を離れてさびしく暮らす意でも使い、在原行平が須磨に籠もっていた時の歌「わくらばに問ふ人あらば」が有名。連用形に付くと「〜しかねる」となる。
例文
行平の中納言の、「藻塩垂れつつ」侘びける家居近きわたりなりけり。
訳: 行平の中納言が「藻塩垂れつつ」と詠んで、わびしく暮らした住まいの近くであった。
源氏物語・須磨
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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