古文単語601 / 重要度407位

うたた

転 ・ 副詞 ・ 程度・強調

意味

  1. いよいよ・ますます
  2. ひどく・異様に

覚え方

程度がどんどん進むさまを表し、漢文訓読の「転(うたた)」でもおなじみ。「うたたあり」で「異様だ・いとわしい」の意味になる。「うたた寝」の「うたた」はかりそめの意で、別に覚える。

例文

例の人にてはあらじと、いとうたたあるまで世を恨みたまふめれば。
訳: 普通の人として暮らすのではいたくないと、ひどく異様なほど世の中を恨んでいらっしゃるようなので。
源氏物語・手習

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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