こまやかなり
意味
- 心がこもっている・情が深い
- 詳しい・こまごまとしている
- 色が濃い
覚え方
細かく行き届いている様子が元。人の心については「情愛が深い・親切だ」、話や手紙については「詳しい」、色については「濃い」と、何について言うかで訳を変える。喪服の色が「こまやか」なら色が濃い意で、源氏物語に例がある。
例文
さてこの程の事ども、こまやかに聞え給ふに、夜ぶかき鶏も鳴きぬ。
訳: さてこのごろの出来事などを、こまごまとお話し申し上げなさっているうちに、夜更けに鳴く鶏も鳴いた。
徒然草・第百四段
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
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