古文単語601 / 重要度482位

そらなり

空なり ・ 形容動詞 ・ 心・思考

意味

  1. 上の空だ・うわの空だ
  2. 根拠がない・いいかげんだ
  3. そらで覚えている

覚え方

中身がなく宙に浮いた様子をいう。心について言えば「心も空に」で「上の空で・落ち着かず」。言葉なら「根拠がない・うそだ」。連用形「そらに」で「暗記して(書物を見ずに)」の意にもなる。名詞「空」と見分けて文脈で訳す。

例文

心も空にて引き出づれば、かへり見のみせられける。
訳: 心も上の空で(牛車を)引き出すと、つい振り返ってばかりいたのだった。
源氏物語・蓬生

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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