古文単語601 / 重要度504位

なげく

嘆く ・ 動詞 ・ つらい・悲しい

意味

  1. ため息をつく・悲しむ
  2. 嘆願する・切に願う

覚え方

「長息(ながいき)」がもとで、長いため息をつくことが元の意味とされる。そこから悲しんだり思い悩んだりすること全般をいう。思いを込めて頼みこむ「嘆願する」の意もある。「思ひ嘆く」の形が多い。

例文

せん方なく思ひなげくに、物語のゆかしさも覚えずなりぬ。
訳: どうしようもなく思い悲しんでいるうちに、物語を読みたい気持ちも起こらなくなった。
更級日記・「その春世の中いみじう譟しうて」

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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