古文単語601 / 重要度563位

かごと

託言 ・ 名詞 ・ 言葉・音・手紙

意味

  1. 言い訳・口実
  2. 恨み言・非難
  3. ほんの申し訳程度

覚え方

動詞「かこつ(他のせいにする・嘆く)」と同じ根の語。ほかのせいにして言う言葉で、言い訳の意と、相手を責める恨み言の意がある。「かごとがまし」は恨みがましい、の意。

例文

浮かびたる心のすさびに、人をいたづらになしつるかごと負ひぬべきが、いとからきなり。
訳: 浮ついた心の慰みのために、人を死なせてしまったという非難を負うことになりそうなのが、ひどくつらいのだ。
源氏物語・夕顔

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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