ふつつかなり
意味
- 不格好だ・無骨だ
- 太くしっかりしている
- 考えが浅い・軽率だ
覚え方
もとは太くてがっしりしている意。そこから、繊細さに欠けて不格好だ、やぼったい、という悪い評価に移った。現代語の「ふつつか者(行き届かない者)」の意味だけで訳すと外れることがある。
例文
舟路のしわざとて、すこし黒みやつれたる旅姿、いとふつつかに心づきなし。
訳: 船旅のせいで、少し日焼けしてやつれた旅姿は、たいそう不格好で気に入らない。
源氏物語・夕顔
例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。
古文単語アプリ「こぶんめくり」
601語を重要度順に、本文の中の一文で意味を当てて覚える単語帳です。試験日から1日の語数を逆算し、覚えた語は1日後・3日後・1週間後にもう一度出ます。間違えた語だけが一覧に残り、2回続けて正解すると消えます。敬語42語・助動詞28語のセットもあります。
iPhone 版は App Store の審査中です。Android 版はテスト中で、参加ページで「テスターになる」を押すと使えます。