古文単語601 / 重要度592位

いづち

何方 ・ 代名詞 ・ 呼応・否定・疑問

意味

  1. どこへ・どちらへ

覚え方

方向をたずねる代名詞で、「ち」は方向を表す。場所をたずねる「いづこ」「いづく」、どれかを問う「いづれ」と区別する。「いづちもいづちも」は、どこへでもかまわず、の意。

例文

いづちともなくて、おはしましにけること
訳: どこへ行くともおっしゃらずに、お出かけになってしまったことよ
源氏物語・若紫

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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