古文単語601 / 重要度594位

おもひやる

思ひ遣る ・ 動詞 ・ 心・思考

意味

  1. 遠く思いをはせる・想像する
  2. 気を晴らす・心を慰める
  3. 気づかう・同情する

覚え方

思いを遠くへ送る、が原義で、離れた所や人の様子を想像すること。「思ひやる方なし」は、思いを晴らす方法がない、の意で入試頻出。現代語の「思いやり(同情)」の意は三番目と押さえる。

例文

いはけなき人をいかにと思ひやりつつ、もろともに育まぬおぼつかなさを。
訳: 幼い子をどうしているかと遠く思いをはせながら、(あなたと)一緒に育てられない気がかりさよ。
源氏物語・桐壺

例文は、著作権の切れた古典の本文(ウィキソース所収の翻刻)から引き、字体を新字体に改めました。意味・解説・現代語訳は「こぶんめくり」で書いたものです。誤りに気づいたらお知らせください。

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