臨床検査技師国家試験 / 第72回 過去問と解説

第72回臨床検査技師国家試験 午前 問75

科目: 臨床微生物学

Streptococcus pyogenesで正しいのはどれか。
  1. 1バシトラシン耐性である。
  2. 2カタラーゼ試験陽性である。
  3. 3α溶血のコロニーを形成する。
  4. 4Lancefield分類A群に属する。
  5. 5pyrrolidonyl arylamidase〈PYR〉試験陰性である。
正答と解説を見る

正答: 4 Lancefield分類A群に属する。

正答 4: Streptococcus pyogenes(化膿レンサ球菌)はLancefield分類A群のβ溶血性レンサ球菌で、咽頭炎・猩紅熱・劇症型溶血性レンサ球菌感染症や、続発症としてリウマチ熱・急性糸球体腎炎を起こす。 1 × バシトラシンに感受性(阻止円ができる)で、これがA群の推定に使われる。 2 × レンサ球菌はカタラーゼ陰性である(ブドウ球菌は陽性)。 3 × 血液寒天培地で完全なβ溶血の集落をつくる。α溶血は肺炎球菌や緑色レンサ球菌である。 5 × PYR試験は陽性で、A群レンサ球菌と腸球菌の鑑別に用いる。

問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)
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