第72回臨床検査技師国家試験 午前 問85
ABO血液型抗原で正しいのはどれか。
- 1発現は赤血球膜上に限局している。
- 2遺伝子は第9染色体の長腕に存在する。
- 3A1型の抗原発現量は成人より新生児の方が多い。
- 4A遺伝子はB遺伝子に対して潜性〈劣性〉である。
- 5B型はN-アセチルガラクトサミンと結合している。
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正答: 2 遺伝子は第9染色体の長腕に存在する。
正答 2: ABO血液型を決める糖転移酵素の遺伝子は第9染色体長腕(9q34)にある。A遺伝子はN-アセチルガラクトサミン転移酵素、B遺伝子はガラクトース転移酵素をコードし、O遺伝子は活性のある酵素をつくらない。
1 × ABO抗原は赤血球だけでなく血管内皮や上皮などの組織にも発現し、分泌型の人では唾液などの体液中にも出る。
3 × 新生児のABO抗原の発現量は成人より少なく、2〜4歳ごろに成人と同程度になる。
4 × A遺伝子とB遺伝子は共顕性(共優性)で、O遺伝子が両者に対して潜性(劣性)である。
5 × B型抗原はH抗原にガラクトースが付いたもので、N-アセチルガラクトサミンが付くのはA型抗原である。
問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。
出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)間違えた問題だけが残る過去問アプリ
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