臨床検査技師国家試験 / 第72回 過去問と解説

第72回臨床検査技師国家試験 午後 問45

科目: 病理組織細胞学

脱灰で誤っているのはどれか。
  1. 1温度が高いほど脱灰速度が速い。
  2. 2組織は脱灰液の上層ないし中層に置く。
  3. 3プランク・リクロ液には硫酸が含まれる。
  4. 4脱灰後の中和には硫酸ナトリウムを用いる。
  5. 5EDTA液は免疫組織化学染色を目的とした場合に用いる。
正答と解説を見る

正答: 3 プランク・リクロ液には硫酸が含まれる。

正答 3: プランク・リクロ液は塩化アルミニウム・塩酸・ギ酸を含む脱灰液で、硫酸は含まない。迅速に脱灰できるが組織の染色性が落ちやすい。 1 ○ 温度が高いほど脱灰は速く進むが、組織が傷むため通常は室温以下で行う。 2 ○ 溶け出したカルシウム塩が下に沈むため、組織は脱灰液の上層ないし中層につるして置く。 4 ○ 酸による脱灰の後は5%硫酸ナトリウム液などで中和し、組織の膨化を防ぐ。 5 ○ EDTA液は中性で抗原性や核酸を保ちやすく、時間はかかるが免疫組織化学染色や遺伝子検索を目的とする場合に用いる。

問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)
← 午後 問44第72回の一覧午後 問46 →

間違えた問題だけが残る過去問アプリ
「ニガテ帳 臨床検査技師」は App Store で公開中です。間違えた問題は「苦手」として残り、2回続けて正解すると消えます。全問に解説つき、広告なし。