臨床検査技師国家試験 / 第72回 過去問と解説

第72回臨床検査技師国家試験 午後 問38

科目: 臨床化学

アルブミンで正しいのはどれか。
  1. 1血清中濃度は座位よりも臥位で低くなる。
  2. 2Rapid Turnover Protein〈RTP〉に分類される。
  3. 3尿中微量アルブミン濃度は色素結合法で測定する。
  4. 4ブロムクレゾールパープル〈BCP〉法はα-グロブリンとの反応性が高い。
  5. 5ブロムクレゾールグリーン〈BCG〉改良法が血清中濃度測定で使用されている。
正答と解説を見る

正答: 1 血清中濃度は座位よりも臥位で低くなる。

正答 1: 臥位では間質液が血管内に戻って血液が薄まるため、アルブミンなどの蛋白濃度は座位より低くなる(約10%)。採血時の体位をそろえることが重要である。 2 × アルブミンの半減期は約2〜3週間と長く、RTPではない。RTPはトランスサイレチン・レチノール結合蛋白・トランスフェリンである。 3 × 尿中微量アルブミンは免疫比濁法などの免疫学的測定法で測る。 4 × BCP法はアルブミンに特異性が高い。グロブリン(α・β分画)とも反応して高く出るのはBCG法である。 5 × 現在、日本で血清アルブミン測定に用いられているのは改良BCP法である。

問題文・選択肢・正答は厚生労働省が公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、厚生労働省によるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 厚生労働省 第72回臨床検査技師国家試験 問題 / 公共データ利用規約(第1.0版)
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