精神保健福祉士国家試験 / 第28回 過去問と解説

第28回精神保健福祉士国家試験 午前 問59

科目: 刑事司法と福祉

事例を読んで,次のうち,この中間決定を表す用語として,最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事 例〕 少年のAさん(16歳)は,窃盗を行ったことで家庭裁判所の審判に付された。ただ,家庭裁判所の裁判官は,最終的な判断を出す前に,Aさんに自宅での生活を送らせながら,要保護性の変化を見ていくための中間決定を行った。そこで,3か月間ほど,Aさんは,家庭裁判所調査官と定期的に面接をし,また遵守事項として定められた社会奉仕活動にもきちんと参加した。最終的に,家庭裁判所の裁判官は,Aさんの要保護性が既に十分解消されているとして,不処分決定を行った。
  1. 1保護処分
  2. 2観護処遇
  3. 3試験観察
  4. 4補導援護
  5. 5改善指導
正答と解説を見る

正答: 3 試験観察

正答 3: 試験観察は少年法25条に基づき、家庭裁判所が終局決定の前に、少年を相当期間家庭裁判所調査官の観察に付する中間決定である。在宅での生活を送らせながら、面接や遵守事項の実行を通して要保護性の変化を見る。 1 × 保護処分は、保護観察、児童自立支援施設・児童養護施設送致、少年院送致などの終局決定である。 2 × 観護処遇は、観護措置によって少年鑑別所に収容された少年に対する処遇をいい、在宅で様子を見る中間決定ではない。 4 × 補導援護は、保護観察において保護観察官や保護司が行う援助的な措置である。 5 × 改善指導は、刑事施設で受刑者に対して行われる矯正処遇の一つである。

問題文・選択肢・正答は社会福祉振興・試験センターが公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、社会福祉振興・試験センターによるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 社会福祉振興・試験センター 第28回精神保健福祉士国家試験 問題 / 過去問題利用にあたっての留意事項等(社会福祉振興・試験センター)
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