精神保健福祉士国家試験 / 第28回 過去問と解説

第28回精神保健福祉士国家試験 午後 問40

科目: 精神障害リハビリテーション論

次の記述のうち,Bワーカーが大学へ提案した内容として,適切なものを1つ選びなさい。
  1. 1発達障害がある学生専用の学生寮を設置する。
  2. 2発達障害がある学生に選択させるための合理的配慮内容のリストを前もって用意する。
  3. 3教職員全員に向けて発達障害についての研修会を実施する。
  4. 4障害の程度によって,単位認定基準を緩和することとする。
  5. 5本人及び保護者以外の誰からでも支援制度の申請を可能にする。
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正答: 3 教職員全員に向けて発達障害についての研修会を実施する。

正答 3: 発達障害のある学生の相談が増えていることを踏まえ、大学として取り組むべきことは、学生に接する教職員全体が発達障害を理解し、適切な配慮を行える体制を整えることである。全教職員向けの研修は、大学全体の対応力を高める組織的な取組として適切である。 1 × 発達障害のある学生専用の寮を設けるのは、障害を理由に生活の場を分けることになり、インクルージョンの考え方に反する。 2 × 合理的配慮は、本人の申出をもとに、個別の状況に応じて本人と大学が対話しながら決めるものである(建設的対話)。あらかじめ用意したリストから選ばせる方法は、個別性を欠く。 4 × 単位認定の基準そのものを緩めることは、教育の目的や内容の本質を変えることになり、合理的配慮の範囲を超える。配慮は学ぶ方法や評価の方法を調整するものである。 5 × 支援制度の申請は、本人の意思表明に基づくことが原則である。本人や保護者以外のだれからでも申請できるようにすると、本人の意思を尊重できない。

問題文・選択肢・正答は社会福祉振興・試験センターが公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、社会福祉振興・試験センターによるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 社会福祉振興・試験センター 第28回精神保健福祉士国家試験 問題 / 過去問題利用にあたっての留意事項等(社会福祉振興・試験センター)
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