精神保健福祉士国家試験 / 第28回 過去問と解説

第28回精神保健福祉士国家試験 午前 問52

科目: 障害者福祉

障害者福祉の理念などに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
  1. 1バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)は,ノーマライゼーションの理念に適合しているか否かの観点から,福祉サービスの質を評価する手段として「PASS」を開発した。
  2. 2ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger, W.)は,デンマークにおいてノーマライゼーションの理念に基づく知的障害者福祉法の制定に尽力した。
  3. 3ニィリエ(Nirje, B.)は,知的障害者に一日のノーマルなリズムを提供する観点から,ノーマライゼーションの8つの原則を示した。
  4. 4ソロモン(Solomon, B.)は,カリフォルニアでの身体障害者の自立生活運動のリーダーとなり,障害者の生活に大きな影響を与えた。
  5. 5ロバーツ(Roberts, E.)は,カナダで生まれたセルフアドボカシー団体であるピープルファーストの活動に尽力した。
正答と解説を見る

正答: 3 ニィリエ(Nirje, B.)は,知的障害者に一日のノーマルなリズムを提供する観点から,ノーマライゼーションの8つの原則を示した。

正答 3: スウェーデンのニィリエは、ノーマライゼーションの理念を整理し、一日のノーマルなリズム、一週間のノーマルなリズム、一年間のノーマルなリズムなど8つの原則を示した。 1 × サービスの質を評価する手段としてPASSを開発したのはヴォルフェンスベルガーである。 2 × デンマークで1959年法の制定に尽力し、ノーマライゼーションの父と呼ばれるのはバンク-ミケルセンである。ヴォルフェンスベルガーは北米で理念を広め、ソーシャルロール・バロリゼーションを提唱した。 4 × カリフォルニアの自立生活運動のリーダーとなったのはロバーツである。ソロモンは、黒人コミュニティへの実践からエンパワメントの概念をソーシャルワークに示した人物である。 5 × ロバーツは、カリフォルニア州バークレーで自立生活センターの設立に関わった身体障害者の自立生活運動の人物である。ピープルファーストは知的障害のある当事者によるセルフアドボカシーの団体で、ロバーツの活動ではない。

問題文・選択肢・正答は社会福祉振興・試験センターが公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、社会福祉振興・試験センターによるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。

出典: 社会福祉振興・試験センター 第28回精神保健福祉士国家試験 問題 / 過去問題利用にあたっての留意事項等(社会福祉振興・試験センター)
← 午前 問51第28回の一覧午前 問53 →

障害者福祉のほかの問題

間違えた問題だけが残る過去問アプリ
精神保健福祉士は「ニガテ帳」(iPhone)の次のアップデートで追加する予定です。間違えた問題は「苦手」として残り、2回続けて正解すると消えます。全問に解説つき、広告なし。