第28回精神保健福祉士国家試験 午後 問26
次のうち,A精神保健福祉士の提案の根拠となるものとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 1Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)
- 2「この子らを世の光に」
- 3当事者研究
- 4「ダメ。ゼッタイ。」普及運動
- 5「ごく当たり前の生活」
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正答: 1 Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)
正答 1: 「Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)」は、障害者権利条約の策定過程で障害当事者が掲げたスローガンである。当事者に関わる施策を決める場に当事者自身が加わるべきだという考え方であり、協議会の委員に当事者を加える提案の根拠にあたる。
2 × 「この子らを世の光に」は、近江学園やびわこ学園を創設した糸賀一雄の言葉である。重い障害のある子どもたち自身が光り輝く存在だという思想を表すもので、意思決定への当事者参加を直接示すものではない。
3 × 当事者研究は、北海道浦河町の「べてるの家」で始まった取組で、当事者が自分の苦労を仲間と共に研究し、対処法を探るものである。協議会の委員構成の根拠となる理念ではない。
4 × 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、薬物乱用防止のための啓発運動であり、本事例とは関係がない。
5 × 「ごく当たり前の生活」は、やどかりの里の谷中輝雄が示した、精神障害者が地域であたりまえに暮らすことを支える援助観である。当事者参画の根拠としては1が最も直接的である。
問題文・選択肢・正答は社会福祉振興・試験センターが公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、社会福祉振興・試験センターによるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。
出典: 社会福祉振興・試験センター 第28回精神保健福祉士国家試験 問題 / 過去問題利用にあたっての留意事項等(社会福祉振興・試験センター)精神保健福祉の原理のほかの問題
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