第38回介護福祉士国家試験 午後 問119
D介護付き有料老人ホームに転居してから3年が経過した。Aさんの認知症(dementia)の症状は,さらに進行してきた。D介護付き有料老人ホームでは,施設の方針として,新たにパーソン・センタード・ケアを取り入れることになった。
次の記述のうち,E介護福祉職が介護計画を見直すときの方向性として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1認知症(dementia)の人の共通点に着目したケアマニュアルをつくる。
- 2認知症(dementia)を治療する。
- 3認知症(dementia)の人のその人らしさを支える。
- 4認知症(dementia)の人を特別な存在として保護する。
- 5行動・心理症状(BPSD)をなくす。
正答と解説を見る
正答: 3 認知症(dementia)の人のその人らしさを支える。
正答 3: パーソン・センタード・ケアはキットウッドが提唱した考え方で、認知症の人を一人の人として尊重し、その人の立場に立って、その人らしさ(パーソンフッド)を支えることをめざす。
1 × 共通点に着目した画一的なマニュアルではなく、一人ひとりの個別性を重視する。
2 × 認知症の治療は医療の役割であり、パーソン・センタード・ケアはケアの理念である。
4 × 特別な存在として保護するのではなく、人として尊重し、周囲との関係の中で支える。
5 × BPSDは満たされないニーズの表れと考え、その背景を理解して対応する。症状をなくすことが目的ではない。
問題文・選択肢・正答は社会福祉振興・試験センターが公表したものです。解説は「ニガテ帳」が独自に書いたもので、社会福祉振興・試験センターによるものではありません。誤りに気づいたらお知らせください。
出典: 社会福祉振興・試験センター 第38回介護福祉士国家試験 問題 / 過去問題利用にあたっての留意事項等(社会福祉振興・試験センター)間違えた問題だけが残る過去問アプリ
介護福祉士は「ニガテ帳」(iPhone)のアップデートで追加予定です(審査中)。間違えた問題は「苦手」として残り、2回続けて正解すると消えます。全問に解説つき、広告なし。